ゲームの作曲家

私が好きなアーティストは植松伸夫氏です。
ファイナルファンタジーシリーズやクロノ・トリガーのBGM作曲で知られる作曲家で、ゲームの世界観をよく表し、盛り上げる数々の名曲を生み出し、また、ゲーム音楽に限らずバンド活動も行っています。
植松氏の音楽に触れて、同じメロディの曲でもテンポや演奏する楽器によって大きく変化するということに気付かされ、また、ゲームやドラマなどでBGMのアレンジなどによく気付くようになりました。

 

個人的に印象に残っているアレンジ曲の多いファイナルファンタジーシリーズの6作品目を例に出します。
この作品ではキャラクターのテーマ曲と雰囲気が真逆のアレンジが数多く存在しており、また、EDでは皆のテーマをアレンジして繋げ、メドレーのような形になります。
たとえば、メインキャラクターの一人であるトレジャーハンターの青年『ロック』のテーマ曲は冒険活劇!と言わんばかりの明るく、ストーリーを広げてくれるような曲ですが、彼の恋人であった故人『レイチェル』に関する場面で流れるアレンジは原曲の明るさをひっくり返したように切なく、悲しげな曲でした。

 

この二曲が同じ旋律だと気づいた当時、「同じメロディでも女性と男性、明るさと悲しさを描き分けられる作曲家さんはすごい」と子供心に感動しました。
また、植松氏は女性の繊細さ、大人しさ、快活さ、無邪気さ、果ては感情的な面など『女性』をイメージした曲に定評があります。
ゲームには疎い、という方にもこういった曲を是非お勧めしたいです。